2021-05-15 Sat
勉強
安全なWebアプリケーションの作り方
p.96 CORSの説明まで。この辺りからちゃんと読み込まないと難しい。前もってインターネットについての本を一冊読んでから望むべき本だと思った。リクエストとレスポンスのやり取りは、ある程度コードを読んで状況をメモらないと混乱する。素人にはわかりにくいカタカナ(クロスオリジン、リクエストヘッダ、etc.)が段々と出現してくるので調べながら読んだ。
日記
断酒4日目。一瞬飲酒したいと思ったが、抑制できた。睡眠不足なので長めに昼寝をした。休日なので3歳の甥っ子の面倒を見たりしていたら、甥っ子がグーとチョキでカタツムリになるということを発見した。
見出しの付け方やブログのデザインテーマが定まっていなかったが、なんとなく方針が決まった。
科学リテラシー — 騙されないのも難しい —
ところで、片山さつき議員の科学リテラシーが話題になっていた。
自称専門家の売り込みを鵜呑して自覚なく周りを巻き込もうとしているのか、水面下で絡む利害関係のために怪しいことを承知の上で喧伝しているのかはわからないが、国会議員として非難されて然るべき行動であると思う。
だが、理系の研究者でない限り騙されないというのも難しいと思う。
最近、家族がオゾンによる殺菌を歌う空気清浄機のようなものを買ってしまったので、そこで色々調べてみて、これが胡散臭い代物だということを家族に説明した。
自分は理系の大卒なので、検索してヒットした複数の記事や論文を化学的常識に基づいて検討することがある程度可能だ。
しかし、オゾンの酸化力・毒性・酸素への半減期など、オゾンの特性は、理系で真面目に化学を履修してないと調べても判断できないだろうと思った。
いわゆる一般の人は化学反応式を読み解くこともできないし、ppmと言われてどの程度の濃度なのか知る由もないので、オゾンの強力な酸化力による殺菌効果など一部だけを、もっともらしい理屈を添えて宣伝されたら簡単に騙されるだろう。
自分に完全な知識が備わっていないように、誰しも完全な知識を備えていない。「実験や演繹によって推論されるであろうある程度確度の高い情報」しか持たないはずだ。言葉巧みな誘導・説得・宣伝文句を鵜呑みにしてはいけない。
しかし、更に厄介なことに、少し懐疑的態度が身について「相手の言うことを鵜呑みにせず自分で調べよう」と思い立っても、いまでは検索エンジンによる検索結果も企業の宣伝によって汚染されていて確度の高い情報が出てくるとは限らないので困る。
例えば、上記の記事で話題になっている「空間除菌」や、悪名高い偽科学である「EM菌」などを検索してみても、関連企業・団体による都合のいいサイトが一番にヒットする。
勉強しましょうと言っても人は勉強しないので、身の回りから注意喚起し続けるしかない。