週末デッドエンド

勉強と日記と怪文書

2022-02-01 Tue. — 三歳半の甥っ子の子育てが難しい、というかそもそも自分の人間が出来ていなかった。

日記

断酒・日記継続33日目。将棋禁止1日目。

将棋禁止を公言する人はめったにいないと思うが、将棋を禁ずることにした。勉強はいいけど、アプリによる対局を禁ずることにする。

理想を押し付けない子育ては難しい。

甥っ子が保育園を登園自粛中なので、一日面倒を見ていた。そろそろ文字が読めると楽しいかなと思ったので、ひらがな・カタカナの書いてあるパズルを買った。あとは恐竜図鑑を欲しがったので買った。また、甥っ子がいるとiPadで本を読んだり勉強したりできないので、甥っ子がいてもアナログで何かできるようにイラストの教本を買った。

自分の子ではないが、子育てに関わると、子供に理想を押し付けがちになってしまう。算数に興味を持ってほしいとか、つまらないテレビや作品はあまり見せたくないとか。長時間テレビを見続けたり小さいおもちゃを口に入れたりというふうな身体的危険は避けたほうがいいだろうけど、そうでなければあまり制御しようとしないほうがいいとは思う。思いはするのだが、実際は言うことを聞かないときに。物で釣ってみたりおどかしてみたりしてしまうので、子育ての実践は難しい。

たとえば、長時間テレビを見たがるときに「テレビ消さないとおかしあげないよ」というふうに交換条件を提示してしまうことがあるが、こういうのは良くないと思う。「目が悪くなるという正当な理由があるから、やらない」ではなく、「罰があるからやらない」という誤った思考を助長する恐れがあるからだ。

今は理解できなくても、「テレビを長時間見ると目が疲弊して視力が下がるのでよくない」とかちゃんと説明してあげるべきだが、如何せんこういう子どものワガママは一日中頻発するので、毎回子どもが理解するまで待てなくなってくる。テレビを見る見ないはまだしも、たとえば仕事があるから朝保育園に行かないといけないのに「行きたくない」とグズられる場合、説明している時間がないので強引に抱っこして連れて行ったりする。あるいは、駐車場などで考えなしに飛び出そうとするとか、そもそも説明以前に無理矢理にでも止めなければならない場合もある。

子育ては忍耐の連続だ。相手が保護する対象であると同時に、一人の個人であるという認識を常に抱いて子育てに関わりたい。自分もまだ人間が出来てないから難しいけど。