2021-05-19 単関数の収束定理 Real and Complex Analysis 関数解析 数学 どんな非負可測関数でも、その関数に収束するように単調増加な非負単関数列がとれる。 定理の主張 : 位相空間、 が可測関数とする。このとき、 に各点収束してくれる 上の単調増加な非負可測単関数列 が存在する: 具体的に構成して証明 実数 に対して、 を満たす が存在するので、 とする。 このとき任意の が ] 上ボレル関数で、 ここで、 とすれば、定理の主張を満たす。 収束する関数のグラフを確認 グラフを作った。 のとき。非負関数を考えているので絶対値をつける。 , , , のグラフ , , , のグラフ , , , のグラフ 確かに を大きくしていくと、所望の関数に近づいていきそう。