週末デッドエンド

勉強と日記と怪文書

2021-10-31 Sun. — 進学校の生徒に家庭教師をしたが真面目に勉強している子なので教えることがなかった。

日記

断酒102日目。家庭教師と甥っ子の世話などをした。家庭教師先の子はちゃんとした進学校の生徒で、現在帰省中なので勉強を見てほしいとのことだった。しかし優秀なのでほぼ教えることがない。初等幾何が苦手と言っていたがほぼすべて解けていたのでむしろなぜ家庭教師に雇われたのか意味がわからない。解けないところで少し助言をするとすぐに解放に気づいて一瞬で解く。現在中学生で中高一貫校なので、そのまま勉強を続けていって本人が望めば東大にでもどこにでも行けるだろう。現状は望んでいなさそうだけど。

勉強に興味を持つ。

ところで、小中学生に指導中に、生徒が数学や科学に興味を持つようなおもしろい話題を提供したいのだが、生徒は何を面白がるのかわからない。私の場合は、高校の途中くらいまでは単に塾に通わされていただけで、スコアが高いと嬉しいくらいのモチベーションでしか勉強していなかった。本格的に学問の面白さを知ったのは、物理学は微分積分を導入すると見通しが良くなると知った高校2年生のときだった。いま考えると、微分を速度と呼ぶことにして、ただ運動方程式積分してエネルギー保存則などを導出しただけだったのだが、そのことに感動して真面目に受験勉強に取り組み始めた。しかし、小中学生に微分積分を教え込んで運動方程式積分して見せても、なんだかよくわからない前提から有り難みのわからない結論を導出しているだけということになりそうなので、もうちょっとキャッチーな話題を提供したい。